事業所得と、給与所得がある場合の、青色申告での「課税対象額」の算出方法

事業所得と、給与所得がある場合の、青色申告での「課税対象額」の算出方法と「損失分の使い方や繰り越し方法」を、教えてください

【パターン1】

・24年度 事業所得 ‐50万
・24年度 給与所得 +30万

この場合の課税対象額

【パターン2】

・23年度 事業所得 -200万
・24年度 事業所得 +150万
・24年度 給与所得 + 30万

この場合の課税対象額

【パターン3】

・23年度 事業所得 -200万
・24年度 事業所得 +150万
・24年度 給与所得 +80万

この場合の課税対象額

【パターン4】

・22年度 事業所得 -100万
・23年度 事業所得 -50万
・24年度 事業所得 +80万
・24年度 給与所得 +50万

この場合の課税対象額

【パターン5】

・23年度 事業所得 -50万
・24年度 事業所得 -80万
・24年度 給与所得 +150万

この場合の課税対象額

以上、5パターンそれぞれのの課税対象額と、損失分を繰り入れたり、繰り越したりする方法がいまいちわからないので 教えていただけますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

ティーアンドティー会計事務所です。
簡単ですが、ご回答さしあげます。

ご質問者様のお気になさっている点、損益通算のことと存じます。
損益通算とは、複数の所得がある場合に、利益があった所得(黒字)と損失があった所得(赤字)を一定の順序に従って差し引き計算し、納付することができることです。ただし、その所得は限定されており、ご質問者様のケースに挙げられた給与所得と事業所得は損益通算することはできません。

従いまして、青色申告の特典である欠損金の繰越控除につきまして、5つのパターンに回答させて頂きます。
ただし、過年度についても青色申告をされていることが条件です。

パターン1
平成24年度 課税対象額 給与所得30万、繰越欠損金50万

パターン2
平成24年度 課税対象額 給与所得30万、繰越欠損金50万

パターン3
平成24年度 課税対象額 給与所得80万、繰越欠損金50万

パターン4
平成24年度 課税対象額 給与所得50万、繰越欠損金70万

パターン5
平成24年度 課税対象額 給与所得150万、繰越欠損金130万

ただし、繰越欠損金につきましては、発生後三年以内に消化されない場合は、インスパイアされてしまいます。

ご参考になりましたら幸いです。

2012/12/14 金曜日