副業について

はじめまして。いくらネットでの情報を読んでも理解に及ばず、こちらにお問い合わせをさせて頂きました。

会社収入では生活が苦しいため、副業は禁じられていますが、週末のアルバイトを検討しています。

そこでアルバイトをはじめるにあたって会社にしられないための手続きについて、いくつかご質問があります。

■アルバイト代から所得税を引かれている場合も確定申告は必要でしょうか。その場合、すでに所得税を払っているのに、申告する必要性はなぜですか。

■確定申告の方法は、たとえば今年の7月~来年の1月末まで働いたものを来年2月16日~3月15日までに税務署に行き、普通徴収として手続きをした後、区の住民税課に行き、「副業分を先ほど税務署で確定申告したので、普通徴収にしていただく旨、お間違いのないよう」と念押しすれば良いでしょうか。

■その他にも「源泉徴収」という言葉をサイトでの情報で見かけますが、副業を秘密で行う場合、「確定申告」の他にも何か手続きの必要がありますか。

■この件について、どういった公共機関へ行けばしっかり相談にのっていただけますか。税務署にお電話しましたが、副業対策については、住民税の問題だからと言われ、住民税課に相談したら、徴収方法によるので税務署の管轄だと言われて、混乱しています。

いろいろとお伺いしてすみません。
ご相談に乗って頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

川崎市の税理士の五味英樹と申します。
私見ですが、ご回答差し上げます。

■アルバイト代から所得税を引かれている場合も確定申告は必要でしょうか。その場合、すでに所得税を払っているのに、申告する必要性はなぜですか。
 →アルバイトの方の源泉は「甲欄」でしょうか?
  もしも、「甲欄」で課税されているなら、所得税
  が過少となります。したがって、申告が必要です。

■確定申告の方法は、たとえば今年の7月~来年の1月末まで働いたものを来年2月16日~3月15日までに税務署に行き、普通徴収として手続きをした後、区の住民税課に行き、「副業分を先ほど税務署で確定申告したので、普通徴収にしていただく旨、お間違いのないよう」と念押しすれば良いでしょうか。
 →確定申告書の住民税の欄で「自分で納付」にチェッ
  クを入れます。
  その後、念押しで区役所の方に副業分を普通徴収で
  と連絡を入れれば大丈夫です。

■その他にも「源泉徴収」という言葉をサイトでの情報で見かけますが、副業を秘密で行う場合、「確定申告」の他にも何か手続きの必要がありますか。
 →上記にも書きましたが、住民税の徴収の欄に「自分
  で納付」にチェックを入れていきます。

■この件について、どういった公共機関へ行けばしっかり相談にのっていただけますか。税務署にお電話しましたが、副業対策については、住民税の問題だからと言われ、住民税課に相談したら、徴収方法によるので税務署の管轄だと言われて、混乱しています。
 →住民税の問題ですので区役所です。
  間違いありません。
  税務署ではありませんので、ご留意を。

以上、回答とさせていただきます。
宜しくお願いします。 

税理士 五味英樹事務所

2012/6/29 金曜日