初めての確定申告

質問させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

私はシステムエンジニアをしており、
今年の3月より派遣会社を辞めフリーとなりました。

その為、常駐しているユーザー先は変わりませんが、
契約方法が変わりました。

今までは【ユーザー会社⇒某大手情報処理会社⇒派遣会社⇒私】という形でしたが、

3月より派遣会社を通さなくなり、
健康保険も国保になり、厚生年金から国民年金に変わり、
私と契約している会社は所得税のみ引いて、私に給与を支払っております。

そこで来年には確定申告をしなければいけないと思いますが、
私のようなケースの確定申告の方法、節税対策、
今後の税金対策などを教えて下さいませ。

【質問1】
時間給で働く給与所得者は、
フリーランス(成果により報酬を得ている方)の確定申告とは違うのですか?

【質問2】
確定申告に備えて、どのようなものを揃えれば良いのでしょうか?

【質問3】
個人事業主という形を取ると節税対策としてメリットは多いのですか?
この場合のメリット・デメリットはどのようになりますか?

【質問4】
最近、仕事でも使うパソコンを購入したのですが、
これは必要経費などになりますか?

【質問5】
今からでも出来る節税対策はありますか?

お忙しい中申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

【回答1】
給与所得者は、給与に応じて給与所得控除(経費相当額)が決まっています。
フリーランスの方は、経費をご自分で計算して、確定申告します。
なので、経費の多寡により所得が違ってきます。

【回答2】
青色・白色申告問わず、経費に関しては領収証は必要になります。
青色申告をするのであれば、
帳簿(現金出納帳、売上帳、経費帳等)に基づいて、
確定申告する必要があります。

なお、青色申告と白色申告どっちがお得というコラムを、
私のブログで書いたことがありますので、
ご参考にして下さい。

http://mikajiri.blog.shinobi.jp/

【回答3】
個人事業主と給与所得者と比較した場合ということで良いですよね?

まず、結論からすると、
個人事業主の方ですと経費の多寡により所得が違ってきますので、
経費が少なければ、給与所得者の方がいいということになります。

逆に経費がすごく多いというのであれば、個人事業主の方が良いです。
目安としては、収入の20%以上の経費があるのであれば、
個人事業主の方が良いでしょう。
収入によってもこれは違いますのでご注意下さい。

【回答4】
経費になります。
ただし、仕事以外でも使うのであれば、
仕事部分の割合に応じて経費にして下さい。

例えば50%はプライベートで使うのであれば、
経費は50%のみ計上といった具合に。

株式会社コンサル・ネクスト会計事務所

2007/10/1 月曜日