サラリーマンで賃貸収入が別にある場合の確定申告

都内在住サラリーマン。妻1人、子供1人です。

数年前まで一人暮らしをしており、都心に1DKの中古マンションを購入し、住んでおりました。
その後結婚することになり、妻の家で同居しております。

その後、銀行の許可を得てマンションを賃貸にだすことになり、家賃収入を得ております。
家賃収入は月約11万。ローン返済が8万ですが、毎月3万円を繰り上げ返済しており、実質月々のプラスはありません。

この場合確定申告って必要ですか?また必要であれば、

・税金をさらに払うことになってしまうのか?
・であればよい節税の方法はないか?

の2点も合わせてお教えください。

不動産収入に係る所得計算は、不動産所得として、その収支ではなく、次の算式により計算します。

その不動産に係る収入等-その収入に係る必要経費=不動産所得

収入は一般には家賃です、その他共益費や権利金・更新料等も含まれます。

必要経費としては、その建物等の減価償却費、その不動産に係る固定資産税、修繕費、火災保険料などが含まれます。

サラリーマンで給与所得を有する者の確定申告の特例として、その給与所得以外の所得が20万円以下であれば申告しなくてもよい(還付申告する場合その他の場合を除く)事になっています。

したがって、貴殿の不動産所得がどの位になるのか、今の給与所得はいくらなのか等により、申告が必要なのか、還付申告になるのか、節税方法は何を利用するかについて異なってきます。

貴殿の所得内容の詳細が分かりませんので、参考解答としては上記のとおりです。
個別の判断については、専門家に相談される方が良いと思います。

回答税理士

岡谷洋志税理士事務所

2014/9/4 木曜日