相続税

ご一読の程よろしくお願いいたします。

私は従業員500名前半・年間売上40億円半ばの卸売企業で働いております。養父とは事業継承の契約として、養父死後に同社株51%を相続する契約書を交わしております。
ちなみに、額面で7000万円程だと聞いております。また、会社は未上場で、借入金なしで財政状況は優良のようです。

そこでご質問させていただきます。

・私が将来納付すべき相続税は億単位になってしまうのではないでしょうか?

相続時、類似企業(上場会社?)の時価総額から株式が評価されるという仕組がよく理解できていません。

まだ経営に参画していない未熟者ですが、ご親切な回答をお待ちしております。

非上場の株式は流通していない為“時価”がわかりません、そこで“相続税評価額”を算定する為に類似業種の評価額を参考にするという仕組みです。

実際に計算する場合は過去3期分の申告書・決算書等を基に算定する為、現状で評価額がどれほどになるかは分かりません。

あくまでも概算数値としてですが『当該会社純資産額の7割程度』が相続税評価額相当になるものと思って下さい。
相続時に一括して相続税を払うのは資金的に困難と予想されるので、現状の段階から分割して移転するとか、種類株式を活用する等々、長期的に取り組む必要があると思います。
事業承継は“税”だけではなく“相続”にも関わってきますので事業承継対象者以外の相続人への配慮もお忘れなく。。

OSAKI 税理士事務所

2011/8/24 水曜日