給与所得と事業者所得どっちが良いでしょうか?

現在、私は社長と私本人を含め従業員4人の、
有限にもなっていない会社の社員として働いています。
職種は建設業で、私の収入は300万円程度です。

社員ですので、当然給与所得者ということになります。
社員なのですが、有限にもなっていない会社ですので、
社会保険、雇用、労災、厚生、財形、退職金制度、その他もろもろ一切ありません。

そして、現在職務にかかる経費(作業服、道工具、通勤費、通信代(携帯電話)、接待費)等が、
全て私の所得から使用されています。

当然、給与所得者ですので経費でおちるはずもなく、
所得総額に税金がかかっており、所得から算出される、
その他の税金(市県民税、国民健康保険など)にも納得ができない状況です。

このような状況の場合、今の会社の下請けになって個人事業者になり、
事業者所得者になって職務で必要な経費は経費で、
しっかりとおとして所得の総額をちゃんと算出した方が、
得というか賢明だと思われるのですが、いかがでしょうか?

給与所得者の場合は「給与所得控除」があるため、
100万円以上の経費がないと、個人事業者の方が税金は高くなります。

和田敦税理士事務所

2007/7/17 火曜日