学生団体を作ろうと思っているのですが

現在友人と学生団体の立ち上げを行っております。学生に対する情報配信などが基本になっている団体です。

団体の運営費を出してくれそうな企業がいくつかあるのですが、額は5000万~1億を予想しております。運営費を出してもらう代わりに企業の宣伝をするつもりでいます。(ある会員数以上だったら出資するというところまで話が進んでいます)よく世間であるものだと思います。しかし今後継続的に運営費を出してつもりは特にない状態です。

【質問1】
そこで少し質問なのですが、この最初にいただいた運営費はやはり法人税の適応がなされ経費を引いた後に30%ほど引かれてしまうのでしょうか?

最初にもらった運営用のお金から税金として取られてしまうのはあほらしいのでなにか最初にもらった運営費をそっくりそのまま今後の運営に使える方法はないかと模索しております。

【質問2】
一時はそれらの企業の出資金という形で、団体を法人化(または株式会社の形態)にして資本金という形にするのも考えたのですが、この場合法人の所有権というのが出資してくれた企業のものになってしまうと聞きました。これは本当でしょうか?相手が無償で寄付してくれてるのに、所有権をわたすのも変な話なので、なにかうまい方法はないでしょうか?

まとめますと
学生団体もしくは株式会社の形態で法人を作ろうとしているが、出資者に株式配分をするつもりはない(善意による寄付であるので)
そこで法人税が適応されないような始め方はないかと模索しているという感じです。

PS:初年度の初期投資が少し高く2000万ほどになる以外は、後は経費はそこまで膨れ上がらないと考えています(多分)

お答えいただければ幸いです。

【質問1】 【質問2】まとめてご回答します。

非営利型の一般社団・財団法人であれば収益事業以外は法人税の課税対象とはなりません。

スペースの都合上、「非営利型の要件」「収益事業の種類」は割愛致しますが、そのような形態での設立もご検討されてはいかがでしょうか。

菅原茂夫税理士事務所

2011/4/13 水曜日